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私のオススメ紅茶

私のおすすめ和紅茶 Vol,1
漢方カウンセリングルーム「Kaon」代表 樫出恒代

普段、漢方薬剤師として多くのお客様の相談にのっている樫出さん。
漢方のプロの立場からも、普段の飲み物には紅茶をお勧めすることが多いのだとか。
今回は、丸子(まりこ)紅茶を飲んでいただき、「漢方と和紅茶」という視点からお話を伺いました。

紅茶は体を温めてくれるので、お客様にもお勧めしているんです。

普段から、体を温めてくれる発酵食品をとるようにしているので、紅茶もよく飲みます。 特に朝は紅茶を飲むことが多いですね。
早くできる食品というのは、基本的に体を冷やすものが多いんです。たとえば野菜で言えばキュウリなんかは、ちょっと目を離すとすぐに育ちますよね。逆に、土の中でゆっくり育つ根菜類のように、時間をかけてつくられるものには体を温めてくれるものが多い。(発酵というプロセスのある)発酵食品も体を温めてくれますので、発酵茶である紅茶を自分でもよく飲みますし、お客様にも勧めています。

「身土不二(しんどふじ)」という観点からも、和紅茶はとてもよいアイテムですね。

その土地でできたものを食べるのが体によいという「身土不二」という考え方がありますが、そういう意味では、インドやスリランカなどの外国でできた紅茶よりも、日本でできた国産の紅茶が日本人の体には合っていると言えるでしょう。
日々お客さまにお話を聞いてアドバイスをする漢方薬剤師にとって和紅茶というのは、体を温める発酵食品であることと、「身土不二」の観点から、とてもよいアイテムだと思います。
毎日コーヒーを3杯飲んでいる人には、そのうちの一杯を和紅茶に変えてみたらどうですか?と、アドバイスできますよね。 また、飲み続けやすい工夫として、紅茶とだったら一緒に飲んでもいいよ、と紅茶とお湯で溶かすタイプの漢方薬を併用させたりすることもあるのですが、そういう時にも使えます。
ストレスの多い現代では、みんなが疲れていてリラックスを求めています。心と体はつながっているんだよということを「心身一如」と言いますが、ほっとできる自分の中でのリラックスタイムをつくってね、とお勧めする時にも和紅茶はピッタリですね。

丸子紅茶は、私好みの飽きの来ない味なんです。

丸子紅茶は毎日飲める飽きの来ない味ですね。べにふうきで作った紅茶はとても飲みやすく私の好みの味です。
べにひかりで作った紅茶は、より紅茶らしい味わいという印象でした。外国の紅茶は個性が強いのでケーキなどには合いますが、和菓子には渋みの少ないやさしい味わいの和紅茶が合いそうですね。
番茶では梅醤番茶という飲み方がありますが、丸子紅茶ならそういった和風アレンジティーにしてもおいしそう。生薬と合わせたブレンドティーもいろいろできそうですね。

樫出恒代

日本生薬学会・漢方生薬認定漢方薬剤師・漢方アドバイザー
漢方カウンセリングルーム「Kaon」代表
(>Kaonホームページ

2003年日本初、女性専門漢方薬局「銀座 若草漢方薬局」の立ち上げに店長として参加。一人ひとりのこころとからだにじっくりと向きあう丁寧なカウンセリングが話題に。現在は「ジュノ ウィミンズウェルネス銀座産院・健康院」内のカウンセリングルーム「Kaon」で漢方カウンセリングとオリジナルのバイタルフットヒーリングケアを行っている。Kaon漢方アカデミーを開校。後進の育成にも力を注いでいる。美容家吉川千明氏との共著に「内側からキレイを引き出す 美肌漢方塾」(小学館)